タブラ奏者きゅうりの修行日記

毎年訪れるインド、日本他諸外国での活動。師匠チョーさんとの涙あり笑いありの修行日記です。

J-WAVEラジオ番組『サラーム海上「ORIENTAL MUSIC SHOW」』に出演しています!シタールとタブラによる生演奏もたっぷりお届け!

J-WAVEラジオ番組『サラーム海上「ORIENTAL MUSIC SHOW」』に出演しています!

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シタールとタブラによる生演奏もたっぷりお届け!

師匠「アルナングシュ・チョウドリィ」とインド古典音楽の魅力についても、熱く語っています!

下記リンクよりradikoにて視聴可能です!豪華プレゼントもありますので、是非チェックしてください!

J-WAVE WEBSITE : ORIENTAL MUSIC SHOW

 

<アルナングシュ・チョウドリィ来日公演>
6月2日(土)18:00:錦糸町:SASAYA CAFE
6月6日(水)19:00:早稲田:The Concert of Tokyo Concerts
6月8日(金)18:30:吉祥寺:武蔵野公会堂
6月9日(土)17:00:大磯:今古今

公演の詳細・ご予約はオフィシャルサイトorきゅうりまで>

kyuri-tabla.wixsite.com


タブラきゅうりで検索できます



5月25日(金)ヨシダダイキチ×岡部洋一(ROVOetc)×きゅうり@下北沢サーカス

www.facebook.com



5月26日(土)インド音楽を理屈抜きで楽しむためのレクチャー&ライブ
ヨシダダイキチ×きゅうり

インド古典音楽を理屈抜きで楽しむために


#きゅうり #インド #タブラ #修行 #下北沢 #tabla #kyuri #japan #india #trip #ableton #fashion #monotone #glitch #ambient #aframe

シタール奏者ヨシダダイキチが語る「タブラ奏者アルナングシュ・チョウドリィ」の魅力

今回の来日公演でもシタールを演奏する ヨシダダイキチさんに、アルナングシュ・ チョウドリィ(通称チョーさん)の魅力について聞きました。

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<俺が知り合う10年前からチョーさんと一緒に活動していて、ずばりチョーさんのタブラの魅力は何ですか?>
まず、タブラの音が非常にクリアーで、リズムが超タイト。インドでも、あそこまで透明感のあるトーンやコントラストを表現できるタブラ奏者は、なかなかいない!

それから、音楽の流れを読む力、音楽を生み出す力が非常に優れてる。

ちょっとしたシタールのフレーズやノリの変化に素早く反応してくれるので、常に音楽全体に色んな情景や表情が生まれ続ける。

さらに、タブラ・フレーズに歌心や遊び心、その瞬間に生まれて来る音に果敢に挑戦する姿勢があって、どうしても形式的な音楽になりがちなインド音楽を、フレッシュで華やかな音楽に変えていける。


<それが、スバリ!チョーさんの情熱?>
少し回りくどく説明すると、インド音楽は、伝統・古典音楽なんで「形式美」というのがある。形式の中には、古代から蓄積されたミュージシャン達の知恵や技術、物語が詰まっていて、まるで宝の山の様で素晴らしいが、

形式だけに囚われると、まるで過去の亡霊に取り憑かれた型苦しい音楽になってしまう。

だから、形式の中に「即興」というコンセプトが組み込まれて、それが重要な音楽の軸になってる。 現代でいうとジャズの様なもの。

世界中の古典芸能や古典音楽は、いつの間にか即興がなくなり、形式の保存になってしまいがちだけど、インド音楽は、今だに「即興」が重要視されるから、常に「今この瞬間」を意識せざるえないし、演奏者の直感やイマジネーションも常に試される。

チョーさんは、今この瞬間の音、直感というのを、勇気を持って、表現しようと挑戦できる本物のミュージシャンだし、そこが認められてる!


<とてつもなく狭き門を突破し、今では、インド古典の最前線トップレベルで活躍するチョーさんですが、出会った頃の頃はどんな感じでしたか?>
12年前の2006年、僕が師匠Ud・シュジャート・ カーンに習い始めた最初の年、師匠のコンサートでタブラを演奏してるチョーさんに出会った。 終演後、チョーさんと「家にシタールもって遊びに来い。練習しよう!」って話になって、

あの頃は、狭いアパートで、奥さんと産まれたばかりの娘との3人暮らしの30代、、、髪の毛もフサフサ、

インドは、3~10月くらいまで、気温50度の灼熱な上、雨季になると湿度120%みたいになるんで、コンサートは、 めっきり少なくなる。それで有名なミュージシャンは、海外のコンサートツアーに出る。

当時のチョーさんは、まだ今の様に、頻繁に巨匠との海外ツアーはなかったんで、チョーさんの家に遊びにいった後、奥さんのかなり強い勧めもあったようで「日本でコンサートできないか?」というメール、電話での猛烈なアピール、

実際、それくらいじゃないと、厳しいインド古典の世界と厳しいインド気候の中、一家を養っていけないしね、

 

<それから、何度も日本に呼んで公演してたんですね>
そう、それから、ほぼ毎年、時には年2回、チョーさんを呼んで日本中ツアーした。でも日本で、インド古典とか、正直、ちゃんとした仕事にならない。

だから、毎回、1回のツアーで、東北から九州まで20〜25本のライブをブッキングして、何千kmも車を運転して回って、何とか、チョーさんがお金持って帰れるようにしてた。

だから、これまでチョーさんとは100本以上のライブをしたはず、


<それは、今の演奏にも影響してますか?>
やっぱり、なんでも、凄いミュージシャンに挑戦したり、良いミュージシャンと一緒に演奏するのが、一番、音楽が理解できるし、自然に、演奏も上手くもなると思う。

Ud・シュジャート・カーンに習いに行くのも、単に知識や技術ではなく、グラミー賞にノミネートされたり、世界中の著名なホールで何千、何万人もの聴衆を歓喜させるレベルのミュージシャンに、レッスンという形であっても1対1で向き合うと、やっぱり何もかも全然違ってくる。


<今年、ダイキチさんのレッスンを見学に行って、何万人もの聴衆を虜にするUd・シュジャート・カーンのシタールを目と鼻の先で聞いて、マジでブッ飛ばされました>
チョーさんは、その師匠シュジャート・カーンと演奏するくらいのレベル、今は偉くなったけど、当初は若いから無名、でも、当時から腕は一流、 そんなタブラ奏者と100本以上ライブしたら、もう理屈ではな く、体が覚えていく。 演奏だけでなく、何百時間の移動も一緒にいるし。

<今回の来日公演に関して何か一言>
最近、チョーさんとも、よくメールでもやり取りするけど、幼馴染でもないし、日本とインドで住んでる場所も違うのに、12年も良い関係を続けて、今でも一緒にライブしてるのは、不思議な巡り合わせとしか言いようがない。

チョーさんも、熱血の若手タブラ奏者から、今は、凄いキャリアを積んだ中堅のタブラ奏者、、、

実際、演奏してるのは、シタールとタブラを使ってインド音楽のフォームでも、もはや、楽器や形式、国や人種を超えた繋がりを感じる。

<その辺り、俺もかなり感じ始めました。不思議な出会いというか縁というか>
伝統音楽とか伝承音楽いうのは、繋がり続けてるから、時代によって環境が変わっても繋がりが途切れないから、その繋がっていく力がパワフルだから伝承される音楽になっていく。

知識や技術も大事だけれど、その繋がる磁力、出会い、縁が、やっぱり本質だと思う。

知識や技術は、今の時代、何年もインドに通って師弟の信頼関係を築かなくても、YouTubeを開けば、シタール弾き方、インド音楽の解説、巨匠の音源、、、なんでもアップされてるし、楽器も1クリックすればネット通販で買える。

だから、知識や技術は、実際、YouTubeを見てるだけでも、器用な人なら、ある程度は習得できる。

でも、それが「伝承の音楽か?伝統か?」というと、やっぱり、そこには、生身の人間同士が繋がって生まれるドラマがない、、、。

知識や技術は道具であって、それらは、時代の環境でも変化していく。実際、マイクやスピーカーなどの音響装置がなかった時代と現代では演奏技術も変化してる。

具体的には、音響装置が生まれ、より繊細な奏法が生まれ、大観衆を魅了する多様なメロディとリズムのアンサンブルが生まれて、、、とか、、

でも、長い時間をかけて、いろんな経験を共有して、より深い縁が生まれ、磁力が増し、伝承が始まり、人間同士のドラマが音楽に変わっていく、、そのプロセスは変わらない。

そこは便利なテクノロジーで合理化できない。。

チョーさんとは、そういう生身の人間同士の繋がりから生まれる音楽が熟成し始めてる。


公演まで2週間を切りました!少しでもご興味ある方は、ぜひこの機会をお見逃しないようお願いいたします!

<アルナングシュ・チョウドリィ来日公演>
6月2日(土)18:00:錦糸町:SASAYA CAFE
6月6日(水)19:00:早稲田:The Concert of Tokyo Concerts
6月8日(金)18:30:吉祥寺:武蔵野公会堂
6月9日(土)17:00:大磯:今古今

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J-WAVEラジオ出演中>
サラーム海上「ORIENTAL MUSIC SHOW」
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5月25日(金)ヨシダダイキチ×岡部洋一(ROVOetc)×きゅうり@下北沢サーカス
https://www.facebook.com/events/199443350673206

5月26日(土)インド音楽を理屈抜きで楽しむためのレクチャー&ライブ
ヨシダダイキチ×きゅうり
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師匠タブラ奏者チョーさん感動秘話⑧

ミュージシャンの家柄でもなく、コネも政治力もなく、故郷を離れ、誰も知り合いのいない大都会デリーの四畳半で、ただ、自分の音を追求してきたチョーさん。

 

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今では、4LDKの綺麗なマンションに住み、子供を有名私立のエリート校に通わせ、新車を買い、新築の家を親に建ててあげるまでになりました!

こう書くと、まるで成金オヤジになってしまったかのようですが、チョーさんの純粋な情熱はまったく失われてません。

チョーさんは言います。

「カーン・サーブは父のような存在だ。俺には父親が三人いる。故郷コルカタの父、タブラの父Pt・シャンカル・ゴーシュ、そして俺を音楽の最前線に連れていってくれたシタールの父・Ut・シュジャート・カーンだ。

インドにはグルという言葉があるが、俺にとっては、この三人がグルだ。

グルは、単に知識や技術を教える人ではなく、道を示す人という意味があり、弟子が到達すべき場所を示してくれる。そして弟子の進む道が間違っていたら気づかせてくれる。でも、その道を進むための手助けはしてくれない。

その道を進んでいくのは、自分自身の力なんだ!情熱なんだ!」

さらにチョーさんは俺に言います。

「俺はお前に、俺の中の情熱の炎を分け与える。俺がタブラと音楽に捧げてきた情熱の炎をだ。

これを火種としてより大きな炎にできるかどうかは、お前の努力次第だ。

お前には才能があると思う。出会ってまだ数年だけど、俺はお前を見てきてそう思っている。だから、スタートが遅いなんてのは関係ないし、悩んでいる時間なんてない!チャンスは必ずやってくる!その時のために、音楽への情熱を絶やさず、純粋に励むんだ!

でも、もし、その火種を、心の弱さや迷いで粗雑に扱い、俺が与えた火種が消えてしまったら、その時、俺は、お前に、もう何もしてやれない。

なぜなら、その火種が消えた時、お前の心から俺が消えた時だ。

絶対に、その火種を消すな!!心の弱さや迷いに負けるな!!

純粋な情熱で大きな燃え盛る炎にしていくんだ!!分かったな!!きゅうり!!」

チョーさんの言葉は、ドスンと俺の心の奥深くに届き、ずーっと響き続ける。

それは、恵まれた環境ではなく、勘当同然・無一文の状態から、腐らず、純粋に音楽と、タブラと向き合ってきたチョーさんの言葉だから。

30歳を過ぎて脱サラして音楽を目 指す無謀な自分と重なったから。

俺は、そんなチョーさんが真っ直ぐにぶつけてくれる、そのエネルギーに応える為に、全力で練習し、タブラと真っ直ぐに向き合う。そして、来日公演という舞台 で、それを全力でチョーさんに、音楽に捧げる。

かつて、チョーさんが、シタール大王「Ud・シュジャート・カーン」にそうしたよ うに、何の見返りも求めず、ただただ純粋に、その時間を、音楽を、心から祝福できるように。

師匠から弟子へ「至高の音」を求める情熱の種火が受け継がれる。

そして、弟子はそれをさらに大きな炎にし、次の世代へ受け渡す、、、

何千年も前から、そうやって受け継がれてきた至高の音を求める情熱の火、、

そうやって、時代を超え、国を超え、縁と円が繋がって、音楽の道が築かれていく。

終わり

長文にも関わらず、最後までお読みいただき誠にありがとうございます!インド古典音楽というと「神秘的」とか「難解」という言葉が多く聞かれますが、実際は、音楽へのあくなき情熱が生み出す、エモーショナルな音楽です。

今回の来日公演では、その情熱の炎とエモーションを感じていただき、ご来場くださった方々のエネルギーの一部になる事ができたら、本当に最高です。

公演まで2週間を切りました!少しでもご興味ある方は、ぜひこの機会をお見逃しないようお願いいたします!

<アルナングシュ・チョウドリィ来日公演>
6月2日(土)18:00:錦糸町:SASAYA CAFE
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5月26日(土)インド音楽を理屈抜きで楽しむためのレクチャー&ライブ
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師匠タブラ奏者チョーさん感動秘話⑦

ロイヤル・フェスティバル・ホールでのシタールの大王Ud・シュジャート・カーンとの大舞台を、音楽への純粋な情熱で無事に成功させたチョーさん!ワールドワイドに、インド音楽の超最前線を、無我夢中で走り続けます!

 

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カーン・サーブ(シタール大王)には、時には怒られ、厳しいアドバイスをもらいながら、それに全力で取り組み、成長し、どんどん仕事を増やします。

 

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インド・フルートを一躍世界に知らしめたPt・ハリプラサッド・チョーラシア、カウワーリー最高の女性歌手アビダ・パルヴィン、イラン音楽の人間国宝ケイハン・コルホー、、、共演者は、名前を挙げたらキリがない程。

年がら年中、音楽の神様のような巨匠たちと世界中で演奏し続けるチョーさんにとって、一年はとても長く、濃厚です。

チョーさんの音楽への情熱、絶え間ない努力、純粋な思いは、カーン・サーブとの初めての演奏でも、四畳半での極貧生活の時代も、成功した今も、変わることはありません。

誰の真似でもなく、馬鹿テクの競争や知識のハッタリでもない自分の音!

ブレずに自分の音の探求する情熱チョーさん!!そして、名だたる巨匠に認められたチョーさん!

去年、インドでのカーン・サーブとの演奏の直後、ラヴィ・シャンカル財団の総帥である、ラヴィ・シャンカルの奥さんが、駆け寄ってきて、チョーさんの演奏を、泣きながら称賛している姿を、チョーさんのすぐ横で見ていました。

ラヴィ・シャンカルといえばビートルズビートルズといえば世界最高峰のバンド!

ラヴィ・シャンカル財団に認められると言う事は、ぼぼビートルズ級の音楽の仕事が入るというレベル!

俺には、想像できないレベル、、、、 そして、チョーさんの演奏は、年々、益々、凄くなっています!

俺が、初めてチョーさんの演奏を見た三年前と今年では、演奏の表情も、音の質も、ダイナミクスも、パッションも、比べものにはならないほどです!

つづく

<アルナングシュ・チョウドリィ来日公演>
6月2日(土)18:00:錦糸町:SASAYA CAFE
6月6日(水)19:00:早稲田:The Concert of Tokyo Concerts
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師匠タブラ奏者チョーさん感動秘話⑥

イギリスのロンドンに、ロイヤル・フェスティバル・ホールという3000人を収容できる大演劇場がある。

この日は、シタール大王の父、現代シタールの生みの親、シタールの太陽というインド政府から贈与された称号をもつUd・ヴィラヤット・カーンのメモリアル・コンサート!

その演奏前、カーン・サーブからは、こう言われていたんだ
「今日は、お前の名前は紹介しないつもりだ。お前は、まだ無名だし、あまりにも若い」

さらに、チョーさんは語る
「そんな事は、インドでは当たり前だ。俺は何とも思わなかった。ただ、自分のできる最高の演奏でカーン・サーブの音楽を祝福したい。そう思って、全力で演奏した。ただ、それだけだ。何も見返りなんて求めていなかった。

そして、全力で演奏したタブラ・ソロで、大歓声が起きた、鳴り止まない、鳴り止まない、鳴り止まない大歓声、、、その鳴り止まない歓声をさえぎるように、カーン・サーブがこう言ったんだ!

『このタブラ奏者の名前はアルナングシュ・チョウドリィ!まだまだ若いが、素晴
らしいタブラ奏者だ!』

会場を埋め尽くす歓声はさらに膨れ上がり、チョーさんの目からは涙が溢れた。

 

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このコンサートは、「Yaaddein / Ustad Shujaat Khan」としてCDとしてリリースもされていて、その大歓声とシタール大王がチョーさんを大観衆の前で紹介するシーンが収録されてます。

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俺も、何回そのCDを聞いても、毎回、泣いてます!

シタール大王、Ut・シュジャート・カーン、通称カーン・サーブ(親方)」

シタール奏者としても、人間としても、偉大なカーン・サーブ。

そんなシタールの神様に導かれ、さらに、チョーさんは、インド音楽最前線に名乗りを上げていく。

続く

<アルナングシュ・チョウドリィ来日公演>
6月2日(土)18:00:錦糸町:SASAYA CAFE
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師匠タブラ奏者チョーさん感動秘話⑤

突然の電話から、翌朝、目が覚めても、意識がはっきりしない。 Ut・シュジャート・カーンから、まさかの演奏依頼の電話。 まだ信じられない。。。

インド音楽好きの方であれば、この名前を知らないはずはないだろう。

Ud・シュジャート・カーンと言えば、今のシタール界の頂点に君臨するシタール奏者。「シタールの太陽」と呼ばれた天才的なシタール奏者を父に持つ、有名なシタールの流派の7代目。グラミー賞ノミネート多数、そしてロイヤル・フェスティバ ル・ホールやロイヤル・アルバート・ホールなど、世界中の名だたるコンサートホールで公演し、名実共に世界の最前線で活躍する「シタール大王」つまり「最強のシタール奏者」である。

 

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ダイキチさんでも、シタール大王の前では相当ビビってる。

今年のインドでダイキチさんは「12年間、シタール大王に挑み続けてきて、今回のインド修行は、かなりイケた!と思った瞬間、目の前の霧が晴れて、そしたら、エベレストほどもある次の壁が見えてしまった」と、チョーさんに話していた。

ダイキチさんとチョーさんが出会ったのは、12年前、、チョーさんがシタール大王と活動し始めた時期、その当時のチョーさんは、今よりも、もっともっと、情熱に溢れ、大爆発しそうなエネルギーに溢れていたそうだ。

そのチョーさん、起き掛けの意識がはっきりしない頭で、、、
シタール大王から無名のタブラ奏者の俺に演奏の依頼なんて、、、いやっ、これは一生に一度あるかないかの奇跡だ!ずっと、ずっと、待ち望んでいたチャンスなんだ!」

さらに大きく燃え上がるチョーさんの情熱!!

この時の事をチョーさんは語る。
「あの時のコンサートの事は、今でも昨日の事のように覚えている。カーン・サーブ(シタール大王)はライブのためにリハをしない。つまり、ぶっつけ本番だったんだ。初めてのUt・シュジャート・カーンの伴奏だってのに、リハをさせてもらえなかったんだ。
だから、本番当日まで、俺は、カーン・サーブの演奏の録音を聴きまくり、カー ン・サーブのスタイルを、体に染み込ませたんだ!
そして、本番でも、カーン・サーブの音、それこそ一つ一つの小さなニュアンスま で全部聴いて、全力でカーン・サーブの演奏のサポートをしたんだ。そして、タブラソロでも、それまで試行錯誤してきた自分のスタイルを、全力で演奏した。ソロが終わった後、わぁっと拍手が起こり、しばらく鳴り止まなかったのを覚えているよ」

 

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こうして、コネも政治力もなく、貧乏四畳半の部屋で、一人、自分の音を探求していたチョーさんの大躍進が始まる!!

続く

 

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師匠タブラ奏者チョーさん感動秘話④

チョーさん。極貧生活を続けながら、誰のコピーでもない、自分の音を探し求めて数年、、、待ちに待った奇跡が、突然!!

「プルルルルルー!プルルルルルー!」4畳半に鳴り響く電話のベル。

「はい。どちら様ですか?」奥さん(インドでは珍しい恋愛結婚)が電話に出ます。

「シュジャートだ。シュジャート・カーンだ。アルナングシュはいるか?」

「あいにく、主人は、今、家におりません」その時、チョーさんは、音楽の仕事で外出中でした。

「そうか!では帰ったら、この電話番号に連絡するように言ってくれ!ガチャ!」

ツーツーツー、、、、

その夜、、、チョーさんが、仕事から帰宅します。

「あなた。お帰りなさい。えええっと、、シュ、シュジャー、、シュジャート・カーンという人から電話があったわよ」チョーさんにメモを渡します。

「はぁ〜〜ぁ???シュジャート・カーンといえば、ワー ルドワイドに活動する当代きってのシタールの名手だぞ!!そんな人から俺に電話があるなんて、嘘もいい加減にしろ!!」説教をするチョーさん。

「でも、、、本当にシュジャート・カーンという人から電話があって、、この電話番号に連絡してって、、」

チョーさん、奥さんの言う事を全く信用しません。しかたなく、メモに書かれた番号に電話します。

「もしもし、、アルナングシュと申しますが、、連絡をいただいたようですが、何かの間違いでは、ない、、」と、言いかけたその瞬間!!

「おおおお!アルナングシュか!!お前の演奏を聞いたぞ!!すごく良い!!次の俺のコンサートに出てくれ!!場所は○○だ!○○時にタブラを持って来い!!分かったな!ガシャ!」

ツーツーツー、、、、

「!!!!!!?」チョーさん、、放心状態、、時間が止まる、、石像のように固まっ
て、、声も出ない、、

 

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チョーさん、持っている受話器を落としそうになり、我に返る。

「シュ、、シュジャート・カーンって、嘘じゃなかった、、、」ばたっ、、気絶、、

続く


<アルナングシュ・チョウドリィ来日公演>
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