出会い 第1話「出会い」
ミュージシャンなるために安定した生活のできるサラリーマン生活を辞めてから1年後、、、。
「タブラの音がしていない、グルーブがない、ダイナミクスがない。」
演奏するたびにダメ出しばかりをされる日々、、、
「何故悪いのか!?何が悪いのか!?」
自分では全く分からない、、、、。
「何を練習したら良いのか?何を直したら良いのか?」
分からない、、、。
もう何も分からない、、、。
「誰かお願いだから教えてくれ!!」
そんな時、シタール奏者ダイキチさんから救いの手が、、、
ダ「シュジャートカーンサーブの伴奏をしている、チョーさんが日本に来るよ。きゅうり君、チョーさんから習ってみたら?」
き「シュジャートカーンサーブの伴奏って、めっちゃ凄い人じゃないですか!?」
こんな機会は滅多にない!!
それに何が何だかわからない問題も、もしかしたら少しは良くなるかもしれない。
音楽をやる為に、仕事も辞めたのに、このままでは終われない!!、、、、
日は変わり、チョーさん来日の日、、、
全身全霊の期待を胸に秘め、空港でチョーさんの来日を待つ、俺の目の前に現れたのは、
とても優しそうな笑顔をした年齢不詳のジェントルメンだった。
師匠チョーさんとの出会い 第2話に つづく